イエウールは途中まで入力してやめても平気？電話やバレる不安を全解消

不動産投資や資産運用に興味を持って、いざ自分の家の価値を調べてみようとイエウールなどの査定サイトを開いてみたものの、個人情報の入力画面で急に不安になって手が止まってしまったという経験はありませんか。

実はイエウールで途中まで入力して画面を閉じたとしても、あなたの情報が勝手に送信されたり、不動産会社にバレるようなことは一切ないので安心してください。

入力した電話番号に営業の電話がかかってきたり、キャンセル手続きが必要になったりするのではないかと心配になる気持ちはとてもよくわかりますが、仕組みさえ知ってしまえば何も恐れることはありません。

この記事では、途中で入力をやめたあとの個人情報の扱いや、もし間違えて送信してしまった場合の無視してよいラインなどについて、実際の経験をもとに詳しくお話ししていきます。

イエウールで途中まで入力してやめても大丈夫な理由

結論から言うと、イエウールの入力フォームで途中まで情報を打ち込んでいたとしても、最後の送信ボタンを押さない限り、そのデータがどこかに飛んでいくことは絶対にありません。

ここでは、なぜ途中でやめても完全にセーフなのか、その技術的な仕組みや個人情報の取り扱いについて、わかりやすく解説していきますね。

最後のボタンを押すまで情報は保存されない仕組み

ウェブサイトの入力フォームというものは、基本的に「送信（Submit）」というアクションを起こさない限り、入力された文字情報はサーバーに送られない仕組みになっています。

イエウールの場合も同様で、画面上で住所や名前、電話番号などを入力している最中は、あくまであなたのパソコンやスマートフォンの画面上に文字が表示されているだけの状態です。

最後の「無料査定スタート」というボタンを押して初めて、データがイエウールのサーバーへ送信される

よう設計されています。

ですので、「途中まで入力したけど、やっぱりやめた」と思ってブラウザを閉じたり、前の画面に戻ったりした場合は、入力したデータは電子の海に消えていくだけで、どこにも保存されません。

「入力した瞬間にリアルタイムで情報が吸い上げられている」なんてことはありませんので、そこは安心して大丈夫ですよ。

途中離脱しても不動産会社にバレる心配はなし

「入力している途中でやめたことが、不動産会社に通知されたりしないかな？」と心配される方もいるかもしれませんが、これも全く心配無用です。

イエウールのシステムは、ユーザーが正式に査定依頼を完了させた時点で初めて、提携している不動産会社へ「査定依頼が入りましたよ」という通知とデータを送る流れになっています。

つまり、あなたが入力画面で悩んで離脱したという事実は、不動産会社側からは一切見えていませんし、知る由もありません。

不動産会社の営業マンが「おや、この人は途中まで入力してやめたな？連絡してみよう」なんてことは、物理的に不可能ですので安心してください。

入力を中断すれば営業電話がかかってくることはない

一番の不安要素である「営業電話」についても、途中離脱であれば絶対にかかってきません。

なぜなら、電話番号を入力欄に打ち込んだとしても、送信ボタンを押していなければ、イエウール側も不動産会社側もあなたの電話番号を知ることができないから

です。

「電話番号を入力した瞬間に着信があった」というような怪談めいた話を聞くことがありますが、それは別のサイトで既に登録してしまっていたか、単なる偶然でしょう。

入力を中断してページを離れれば、あなたの電話番号は誰の目にも触れることなく破棄されますので、営業電話におびえる必要はありません。

送信前なら個人情報が漏洩するリスクもゼロ

昨今は個人情報の漏洩ニュースなども多く、セキュリティ面で敏感になるのは当然のことだと思います。

しかし、これまでお伝えしてきた通り、送信ボタンを押す前のデータはサーバーに保存されません。

保存されていないということは、仮にイエウールがサイバー攻撃を受けたとしても、あるいは内部で何かトラブルがあったとしても、あなたの情報はそもそもそこに存在しないため、漏れようがない

のです。

「送信前＝データ未保有」の状態ですから、セキュリティリスクという観点でも完全にセーフだと言えます。

ブラウザの履歴に残った入力データはどうなる？

ひとつだけ注意点というか、よくある誤解について補足しておきますね。

途中でやめたはずなのに、もう一度イエウールのサイトを開いたら「入力した住所や名前が残っていた」という経験をされたことがあるかもしれません。

これは「Cookie（クッキー）」やブラウザの「オートコンプリート機能」によるもので、あなたのスマホやパソコンの中に一時的に情報が保存されているだけ

です。

決してイエウールのサーバーに情報が残っているわけではありません。

もし家族共用のパソコンなどで、入力履歴を見られたくないという場合は、ブラウザのキャッシュ（履歴）を削除すれば綺麗に消えますので試してみてください。

イエウールを途中まで入力した人が抱く不安と対処法

ここまで「途中でやめれば大丈夫」というお話をしてきましたが、そもそもなぜ途中でやめたくなってしまったのでしょうか。

「営業がしつこいんじゃないか」「まだ売る気はないのに申し訳ない」といった心理的なハードルがあったのだと思います。

ここでは、そうした不安に対する現実的な対処法と、イエウールを賢く利用するための考え方について、私の経験を交えてお話しします。

評判が怖いと感じて入力をやめた場合の真実

ネットで検索すると「イエウール 怖い」「電話 しつこい」といったキーワードが出てきて、怖くなって入力をやめた方も多いのではないでしょうか。

正直に言うと、一括査定を依頼すれば、不動産会社から電話はかかってきます。これはイエウールに限らずどのサービスでも同じです。

ただ、これは「しつこい営業」というよりは、「査定のために必要なヒアリング」であることがほとんど

です。

家の状態やリフォーム歴など、ネット入力だけではわからない情報を聞かないと正確な価格が出せないため、彼らも仕事として電話をかけてきているんですね。

運営元の株式会社Speeeは東証上場企業ですし、悪質な業者は排除する仕組みになっています。「怖い」という評判の正体は、「心の準備がないまま電話がかかってきて驚いた人たちの声」であることが多いのです。

実際のところ、イエウールを利用した人がどのような感想を持っているのか、また「しつこい」と言われる噂の真相はどうなのか、以下の記事で利用者のリアルな声を包み隠さず公開しています。

万が一間違えて送信してもキャンセルは可能

「操作ミスで送信ボタンを押してしまった！」「勢いで申し込んだけど、やっぱり今はやめたい」という場合でも、パニックになる必要はありません。

イエウールにはちゃんとキャンセルの手段が用意されています。

一度送ったら契約するまで逃げられない、なんてことは絶対にありません。キャンセルは正当な権利ですので、堂々と手続きすれば大丈夫です。

売却意思が固まる前でも査定のみの利用はOK

「まだ売ると決めたわけじゃないし…」という遠慮から、入力をためらう方もいらっしゃいます。

ですが、私の考えとしては、売却意思が固まっていない段階こそ査定を利用すべき

だと思っています。

自分の資産価値（いくらで売れるか）を知らないままでは、売るかどうかの判断すらできないからです。

イエウールの入力フォームにも「価格を見てから検討したい」という選択肢があります。これは運営側も「査定のみの利用」を認めている証拠です。

不動産会社にも最初に「まずは価格を知りたいだけです」と伝えておけば、無理な営業をされることはありませんよ。

しつこい営業への対処や無視しても良いケース

それでも万が一、何度も電話がかかってきて困るという場合の対処法もお伝えしておきます。

基本的には無視や着信拒否をするよりも、一度電話に出て「もう他で決めました」や「売却をやめました」とはっきり伝えるのが一番効果的

です。

不動産会社も、見込みのない顧客に時間を割くほど暇ではありません。はっきり断れば、リストから外してくれます。

それでも食い下がってくるような常識外れな業者がいれば、それは無視しても良いですし、イエウールの事務局に通報してしまって構いません。

「どうしても不動産会社からの電話連絡は避けたい」「まずは誰とも話さずに概算価格だけ知りたい」という方は、AI査定を取り入れているサービスを検討するのも一つの賢い選択肢です。

イエウールは途中まで入力でも安心なサービス

今回は「イエウールで途中まで入力してやめても大丈夫か」というテーマでお話ししてきました。

結論として、送信ボタンさえ押さなければ個人情報は一切漏れませんし、営業電話がかかってくることもありません。完全にノーリスクです。

ただ、もしあなたが「自分の家の価値を知りたい」と本気で思っているのであれば、漠然とした不安だけで利用をやめてしまうのは少しもったいないかもしれません。

運営元もしっかりしていますし、嫌ならキャンセルもできます。何より、自宅の価値を把握することは、将来の資産形成において最強の武器

になります(参考：国土交通省「不動産価格指数」)。

仕組みと対処法さえ理解していれば怖いことはありませんので、一度気軽な気持ちで、最後まで入力を進めてみてはいかがでしょうか。

※正確な最新情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。