不動産投資は儲かる?不動産投資の元手はいくらからできる?費用と年収別の目安

不動産投資の元手は必要?いくらからできる?初期費用と年収別の目安を全解説

不動産投資に興味があるけれど、実際のところいくらからできるのかという疑問をお持ちではないでしょうか。

自己資金が少なくても始められるのか、それともある程度の貯金がないと門前払いされてしまうのか、お金に関する不安は尽きないものですよね。

また、自分の年収でローンはいくらまで借りれるのか、初期費用以外にどんなコストがかかるのかといった点も、事前に把握しておきたい重要なポイントかと思います。

この記事では、初心者の方が迷わずに済むよう、予算別の投資スタイルやリアルな資金計画について分かりやすく解説していきます。

「資金が少ない」と諦める前に知ってほしい戦略

「資金が少ないから」と不動産投資を諦めるのはまだ早いです。

実は、NISAで土台を作り、その信用力で不動産を持つ「二階建て」の戦略なら、会社員でも着実に資産を築くことが可能です。

凡人でも実現可能な、具体的なロードマップをまずは知ってください。

「二階建て資産形成術」の全貌を読む

この記事のポイント

  • 1万円の少額から始められる投資手法と特徴
  • 年収ごとの借入可能額とローンの現実的な目安
  • 物件購入時にかかる初期費用と諸費用の詳細な内訳
  • 自分の資金力に合った無理のない投資スタイルの選び方

 

不動産投資は実際いくら儲かるのか

不動産投資は実際いくら儲かるのか

不動産投資の成功は、単なる「家賃収入」だけではありません。「ローンの返済が進む(=負債が減り、純資産が増える)」ことと、「得られたキャッシュフローを再投資する」ことで、雪だるま式に資産が増えていくのが醍醐味です。

ここでは、年齢や初期費用の異なる3人のモデルケースで、将来のロードマップをシミュレーションしてみましょう。

 

モデル1:コツコツ着手「種銭作り」のAさん(28歳・会社員)

  • 初期投資
    50万円(クラウドファンディング・REITからスタート)
  • 投資スタイル
    少額投資 + NISAの「二階建て」戦略

最初の5年間は、クラウドファンディングの分配金(年利約5%)と毎月の積立を併用し、種銭を300万円まで拡大。

その後、その300万円を頭金にして、1,500万円の中古区分マンションを1戸購入します。

30代後半には「完済に近い物件」を1つ持つことで、月々数万円の純粋な不労所得を確立。これを次の物件の頭金に回すループに入ります。

 

モデル2:レバレッジ重視「キャッシュフロー」のBさん(35歳・中堅社員)

  • 初期投資
    400万円
  • 投資スタイル
    都内近郊の中古区分マンション(2,500万円)をローンで購入

物件から得られる年間キャッシュフロー(手残り)は約40万円。これを全額、繰り上げ返済またはNISAでの運用に回します。

10年後、ローン残高は1,600万円まで減少。一方で物件価格が2,200万円で維持されていれば、「売れば600万円の現金が残る」状態になります。

この含み益と貯まったキャッシュフローを合わせ、次は「地方の一棟アパート」へのステップアップが見えてきます。

 

モデル3:規模拡大「一棟経営」のCさん(45歳・管理職)

  • 初期投資
    1,000万円
  • 投資スタイル
    地方都市の一棟アパート(6,000万円)をフル活用

利回り9%の物件を運用し、諸経費とローン返済を引いた後の手残りが年間約150万円。

10年間で1,500万円の現金が手元に蓄積。

さらに、ローン返済が進むことで純資産(物件価格-ローン残高)が大きく増加します。

蓄積した資金と物件の含み益を背景に、さらにもう一棟の買い増しも視野に入り、早期リタイアが現実味を帯びてきます。

 

3つのモデルの比較まとめ
項目モデル1(少額)モデル2(区分)モデル3(一棟)
主な目的資産形成の土台作り安定した副収入圧倒的な資産拡大
10年後の現金約300万円約400万円約1,500万円
10年後の含み資産物件1戸の権利約600万円〜約2,000万円〜

重要なのは、表面的な利回りだけでなく、借入金利との差である「イールドギャップ」を意識することです。

家賃でローンを返してもらう仕組みを味方につれば、10年単位で貯金とは比較にならないスピードで資産を築くことが可能になります。

 

種類や目的別に知る不動産投資はいくらからできるか

「不動産投資」と一口に言っても、その手法は実に様々です。

ポケットマネーで始められる手軽なものから、事業として取り組む本格的なものまで、実は予算に応じて選べる選択肢がたくさんあるんですよね。

ここでは、金額のレベル別にどんな投資が可能なのか、それぞれの特徴を見ていきましょう。

クラウドファンディングなら1万円から投資可能

クラウドファンディングなら1万円から投資可能

まず一番ハードルが低いのが、不動産クラウドファンディングやJ-REIT(不動産投資信託)といった証券化商品を活用する方法です。

これらは、「いくらからできるか」という問いに対して、なんと1万円〜10万円程度という驚きの低資金で答えを出してくれます。

特に不動産クラウドファンディングは、スマホ一つで手軽にスタートできるのが魅力ですね。

ここに注意

ただし、クラウドファンディングは原則として途中解約が難しく、一度投資すると満期まで現金化できない「流動性リスク」があります。もし急に現金が必要になったときに困らないよう、必ず余剰資金で行うことが鉄則ですよ。

1万円からスマホで始める不動産投資

まずはリスクを抑えて、お小遣い範囲の1万円から始めてみませんか?

初心者でも安心して利用できる、厳選されたクラウドファンディングサービスはこちらです。

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一方、J-REITは証券取引所に上場しているので、株式と同じように売りたいときにすぐ売れるのがメリットです。(参照:日本取引所グループ「J-REITの仕組み」)

 

自己資金100万円以下の少額で始める方法

自己資金100万円以下の少額で始める方法

次に、100万円未満の資金で「実物」の不動産を持ちたい場合の選択肢です。

正直なところ、都心部の物件はまず買えませんが、地方に目を向けると世界が変わります。いわゆる「築古戸建て」や「空き家」再生投資ですね。

これなら取得費自体は100万円でお釣りがきますが、安く買える物件ほど修繕費が莫大にかかるという点には注意が必要です。

お金(資本)の代わりに自分の時間と労力(労働)を投下する「リフォーム事業」に近い感覚かもしれません。

 

ワンルーム投資に必要な資金とローンの目安

ワンルーム投資に必要な資金とローンの目安

自己資金が100万円を超えてくると、いよいよ金融機関からの融資(ローン)を使った投資が視野に入ってきます。

  • 地方の中古区分マンション
    300万〜500万円程度で現金購入を狙う戦略。
  • 都心の区分マンション
    2,000万円以上の物件を、頭金を入れてローンで購入。10〜20%(300万〜600万円)の自己資金が理想的です。

実際にマンションの一室を購入する場合の具体的な価格相場や、購入前に知っておくべき投資のポイントについては、以下の記事で詳しく掘り下げています。

 

アパート経営は自己資金いくらから可能か

自己資金が500万円〜700万円ほど用意できれば、地方や郊外の木造アパート(物件価格3,000万円〜7,000万円)が射程圏内に入ってきます。

一棟買いの最大のメリットは土地が自分のものになること、そして空室リスクを分散できる点です。

 

自己資金や年収で変わる不動産投資はいくらからできるか

物件価格だけを見ていても、投資は始められません。

「属性(年収や勤務先)」と「用意すべき現金」のバランスが重要です。

 

物件購入にかかる初期費用と諸費用の内訳

物件購入にかかる初期費用と諸費用の内訳

不動産購入には、物件価格とは別に現金で支払わなければならない「諸費用」が存在します。

目安は物件価格の7%〜10%程度です。

  1. 仲介手数料:物件価格 × 3% + 6万円 + 消費税。
  2. 登記費用:登録免許税や司法書士への報酬。
  3. 不動産取得税:購入後半年〜1年後に請求される税金。
  4. 融資手数料:銀行に支払う手数料。

 

頭金なしのフルローンが難しい理由

現在、フルローンはかなりハードルが高くなっています。

銀行は物件の収益性だけでなく、担保価値(積算評価)を厳しく見ています。

初心者はまず、堅実に頭金を貯めることから始めるのが正攻法ですね。

 

年収別でローンはいくらまで借りれるか

年収別でローンはいくらまで借りれるか

投資用ローンの借入上限は年収の7倍〜10倍程度と言われています。

借入可能額の目安

  • 年収500万円の場合:3,500万円 〜 5,000万円程度
  • 年収700万円の場合:4,900万円 〜 7,000万円程度
  • 年収1,000万円の場合:7,000万円 〜 1億円程度

最新の融資情勢や、金利上昇局面で選ぶべき金融機関の比較については、以下の記事でリアルタイムの情報をまとめています。

確定申告の還付金はいくら戻るのか

不動産投資の隠れたメリットとして語られるのが、確定申告による税金の還付、いわゆる「節税効果」です。

これは、不動産経営で発生した「会計上の赤字」を給与所得など他の所得と差し引くことで、課税対象となる所得を小さくし、支払いすぎた所得税や住民税を取り戻す仕組みです。

これを「損益通算」と呼びます。(参照:国税庁「No.1391 不動産所得が赤字のときの他の所得との通算」)

具体的に「いくら戻るか」は、その人の年収(所得税率)と、計上できる経費(特に建物の価値を毎年目減りさせて計上する減価償却費)の額によって決まります。

例えば、年収800万円〜1,000万円前後の高所得層であれば、年間で数十万円単位の還付を受けるケースも珍しくありません。

 

「節税目的」だけで始めると危険な3つの理由

しかし、甘い言葉に乗って「節税」をメインに据えてしまうのは非常に危険です。

そこには大家を引退に追い込みかねない、残酷な真実が隠されています。

危険な3つの理由

1. 「デッドクロス」という時限爆弾 節税の要である

「減価償却費」は、建物の構造ごとに決められた期間で終わります。

償却が終わった途端、経費が激減して税金が跳ね上がる「デッドクロス」が発生します。

この時、「帳簿上は黒字なのに、ローンの返済でお金が残らない(あるいは赤字)」という最悪の事態に陥るリスクがあります。

2. 金融機関からの信用を失う

「節税のために赤字を出している」というのは大家側の理屈です。

銀行から見れば、赤字を出している人は「経営能力がない人」あるいは「返済能力が低い人」と評価されます。

すると、2棟目、3棟目を買おうとした際に融資がストップし、資産拡大の道が断たれてしまいます。

3. 「本当の赤字」を垂れ流すリスク

「節税になるから多少の赤字はいい」という考えは本末転倒です。

投資の目的は「お金を増やすこと」であり、税金を減らすために手元の現金を減らしては意味がありません。

空室が続いて「キャッシュ(現金)」までもが赤字になれば、それはもはや投資ではなく、ただの負債です。

結論:節税は「おまけ」と考えるべし

不動産投資の王道は、あくまで「しっかりとキャッシュフロー(手残り現金)を出すこと」です。

節税は、運用がうまくいっている過程で副次的に得られる「ボーナス」程度に考えておくのが、生き残る大家の鉄則ですよ。

 

資金計画の次は「失敗しない手順」をマスターしよう

不動産投資の始め方

ここまで、不動産投資に必要な「お金」のリアルな数字をお伝えしてきました。

「自分でも手が届きそうだ」と感じた方もいれば、「意外と諸費用がかかるな」と慎重になった方もいるでしょう。

しかし、資金の目安がついたからといって、いきなり物件を探し始めるのはまだ危険です。

不動産投資で「やめとけ」「カモにされる」と言われる人の多くは、資金不足ではなく、実は「進め方の順番」や「リスクの潰し方」を知らないことが原因だからです。

次に読むべきステップ

  • 初心者が「カモ」にされないための鉄壁の防御策
  • 物件選びから契約まで、失敗しないための「5つのステップ」
  • 営業マンの言葉を鵜呑みにしない「正しい勉強法」

せっかく用意した大切な資産を守り、着実に増やしていくための「不動産投資の正しい始め方」を以下の記事で詳しく解説しています。

 

結論:不動産投資はいくらからできるのが最適か

タイプ別の「最適解」を提案します。

  • ①初心者
    1万〜100万円でクラウドファンディングやJ-REIT。
  • ②資産形成を本気で考える方
    自己資金300万〜700万円を用意して、中古区分マンションや築古戸建て。
  • ③規模拡大を狙う方
    自己資金700万〜あれば、融資を使って1棟アパート。

 

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① 初心者の方(まずは少額から)

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② 資産形成を本気で考える方

「条件はわかった!さっそくプロに相談したい」という方は、実物資産の土台となる中古区分マンションに強い不動産会社をチェックしてください。

③ 規模拡大を狙う方

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④ まだ不安・まずは学びたい方

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※この行動を支える全体戦略をまだ見ていない方は、
「二階建て資産形成術」のロードマップを先にご確認ください。