イエウールの査定キャンセルの問い合わせ電話番号は？個人情報削除の手順

イエウールで査定を依頼したけれど事情が変わってキャンセルしたいと考えたとき、真っ先に探すのは電話番号ではないでしょうか。

しかし公式サイトをどれだけ探しても問い合わせ先の電話番号が見つからず、焦っている方が非常に多いのが現状です。

実はイエウールには一般利用者向けの電話窓口が存在しないため、別の方法で手続きをする必要があります。

電話が繋がらないからといって査定をキャンセルができないわけではありませんし、正しい手順を踏めば違約金なども一切発生しません。

この記事ではイエウールの査定のキャンセル方法や、今後一切の連絡を止めるための個人情報の削除依頼について、具体的な手順をわかりやすく解説します。

イエウールの査定キャンセル問い合わせ電話番号や個人情報削除

「とりあえず電話一本でキャンセルを伝えたい」と思うのが人情ですが、結論から言うとイエウールではそれができません。

なぜ電話番号が見つからないのか、そして具体的にどう動けば最短で査定キャンセルできるのか、まずはその実情と対処法から見ていきましょう。

イエウールは電話でキャンセルできない？番号は非公開

急いで査定キャンセルしたい時に電話番号が見当たらないと、どうしてもイライラしてしまうものですよね。

私自身もせっかちな性格なので、その気持ちは痛いほどよくわかります。

しかし、残念ながらイエウールには一般ユーザー向けの問い合わせ電話番号は公開されていません。

ネット上を検索すると、過去の電話番号や運営会社の代表番号が出てくることがありますが、これらは現在使われていなかったり、ユーザーサポート用ではなかったりするため、かけても対応してもらえない可能性が高いです。

運営元の株式会社SpeeeはIT企業であり、コスト削減や業務効率化のために電話窓口を設けていないのだと考えられます。

「電話で文句のひとつも言いたい」という状況でも、窓口がない以上は諦めて、Webフォームやメールといった正規のルートを使うのが、結果として一番早い解決策になりますよ。

査定直後なら問い合わせフォームやメールでキャンセル可能

もしあなたが、査定依頼の送信ボタンを押した直後で、まだ不動産会社から何の連絡も来ていない段階ならラッキーです。

このタイミングであれば、イエウール側のシステムを通じて査定キャンセルができる可能性があります。

具体的には、イエウールの公式サイトにある「お問い合わせフォーム」を利用しましょう。

また、査定依頼完了時に届く自動返信メールに、査定キャンセルのための連絡先やリンクが記載されている場合もあります。

まずは受信ボックスを確認して、イエウールからのメールが届いていないかチェックしてみてください。

ただし、イエウールのシステムは非常にスピーディーに各不動産会社へ情報を転送しています。

数分〜数十分の差で不動産会社へ情報が届いてしまうこともあるため、フォームから送ったからといって100%確実に止まるとは限らない点は覚悟しておきましょう。

そもそも「入力途中で画面を閉じたけど、情報は送られてしまったの？」と不安な方は、こちらの記事で仕組みを確認してください。

査定が進んでいる場合は不動産会社へ連絡する方法が最速

査定依頼から数時間〜数日が経過している場合、あるいはすでに不動産会社から電話やメールが来ている場合は、イエウール本部に連絡しても手遅れです。

なぜなら、あなたの個人情報はすでに提携している不動産会社の手元に渡っているからです。

この段階で最も確実かつスピーディーな方法は、紹介された不動産会社へ直接「査定をキャンセルします」と伝えることです。

「えっ、一社ずつ断るの？面倒くさい！」と思われるかもしれませんが、これが現実的に一番早い方法なんですよね。

イエウール側に「査定キャンセルでお願いします」と伝えても、そこから各不動産会社へ連絡が回るまでにタイムラグが発生し、その間も営業電話が鳴り止まないという状況になりかねません。

かかってきた電話に出て「すみません、事情が変わって査定をキャンセルします」と伝えれば、まともな不動産会社ならそれ以上しつこくしてくることはありませんよ。

もし、キャンセルしたい理由が「営業電話がしつこくて嫌になった」ということであれば、退会する前に連絡手段をメールに変えるだけで解決するかもしれません。

不動産会社に伝えるべき査定キャンセルの理由と例文

不動産会社に直接断りの連絡を入れるとき、「怒られるんじゃないか」「引き止められるんじゃないか」と不安になる方もいるかと思います。

でも安心してください、不動産会社側も査定キャンセルの連絡には慣れっこです。

変に取り繕ったり嘘をついたりせず、正直かつ簡潔に伝えるのがポイントですね。

以下のような理由であれば、相手も「それなら仕方ない」とすぐに納得してくれます。

曖昧に「今はちょっと…」などと言うと、「また時期を改めてご連絡しますね！」と営業リストに残ってしまう可能性があります。

きっぱりと「売却の話自体がなくなった」または「他で決まった」と伝えることで、相手も追う理由がなくなるのでおすすめですよ。

査定キャンセルに違約金やペナルティはなく完全無料

「キャンセルすると、査定の手間賃などを請求されるのでは？」と心配される方もいらっしゃいますが、その心配は無用です。

イエウールおよび提携している不動産会社の査定サービスは、基本的に完全無料です。

途中でキャンセルしたからといって、違約金やキャンセル料が発生することは絶対にありません。

不動産会社は、最終的に「仲介手数料」で利益を得るビジネスモデルなので、契約に至る前の段階でお金を取ることはないのです。

(参考：公益社団法人 全日本不動産協会「報酬額（仲介手数料）について」)

ですので、「申し訳ない」という気持ちを持つのは良いことですが、金銭的なリスクについては安心して手続きを進めてくださいね。

イエウールの個人情報削除と査定キャンセル問い合わせ電話番号

査定をキャンセルしたとしても、実は「個人情報」まで完全に消えたわけではないことをご存知でしょうか。

ここからは、単なる査定辞退ではなく、イエウールのデータベースから自分の情報を完全に削除してもらうための手続きについて解説します。

査定キャンセルだけでは個人情報は削除されないので注意

ここが非常に重要なポイントなのですが、「査定キャンセル」と「個人情報の削除」は全く別の手続きです。

査定をキャンセルしたのは、あくまで「今回の査定依頼を取り下げる」というアクションに過ぎません。

そのため、イエウール側や不動産会社の顧客リストには、あなたの名前や連絡先が残ったままになっている可能性があります。

これが残っているとどうなるかと言うと、数ヶ月後や数年後に「その後、不動産の状況はいかがですか？」といった忘れた頃の営業メールや電話が来る可能性があるのです。

「もう二度と連絡してほしくない」「私のデータを完全に消してほしい」という場合は、明確に「個人情報の削除」を依頼する必要があります。

完全に退会したいなら専用フォームから削除依頼を出す

では、どのようにして個人情報を削除してもらうのでしょうか。

イエウールを運営する株式会社Speeeでは、個人情報の取り扱いに関する専用の問い合わせ窓口を設けている場合が多いです。

イエウールのサイト内にある「プライバシーポリシー」や「個人情報の取り扱いについて」といったページの下部に、個人情報に関する苦情・相談窓口が記載されています。

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紹介された各不動産会社に対しても同様で、電話がかかってきた際に「私の個人情報を御社のリストから削除してください」と一言添えるのが最も効果的です。

法律的にも、本人が個人情報の削除を求めた場合、事業者は原則としてそれに応じる義務がありますので、堂々と伝えて大丈夫ですよ。

(参考：個人情報保護委員会「個人情報保護法等 制度概要」)

着信拒否や無視よりも正式な手続きで連絡を止める

電話がしつこいと、つい「着信拒否」をして終わりにしたくなりますよね。

しかし、不動産会社によっては複数の回線を持っていたり、担当者の携帯電話からかけてきたりすることがあります。

着信拒否をしても別の番号からかかってきて、そのたびにイライラするのは精神衛生上よくありません。

また、無視をし続けると「連絡がつくまでかけ続けよう」とシステム的に発信され続けることもあります。

少し勇気が必要かもしれませんが、一度電話に出て（もしくはメールで）「査定をキャンセルします、削除してください」とはっきり伝えるのが、結果的に静かな生活を取り戻す一番の近道なんです。

査定依頼を途中でやめた場合は入力情報は送信されない

「入力フォームの途中まで入れたけど、怖くなって画面を閉じた」という方もいるかもしれません。

この場合、個人情報はどうなっているのでしょうか。

基本的にイエウールのような一括査定サイトでは、最後の「送信ボタン（査定スタートボタン）」を押さない限り、情報はサーバーに送信されません。

つまり、途中で入力をやめてブラウザを閉じたのであれば、あなたの情報はどこにも漏れていませんし、電話がかかってくることもありません。

この点は過度に心配する必要はないので、安心してくださいね。

イエウールの個人情報削除とキャンセル問い合わせ電話番号（まとめ）

ここまで、イエウールの査定キャンセル方法や問い合わせ電話番号の実情、個人情報の削除について解説してきました。

電話番号がないのは不便に感じるかもしれませんが、Webや直接連絡という手段で必ず解決できます。

最後に、この記事の要点をまとめておきますね。

不動産売却は大きな決断ですので、迷いや変更が生じるのは当然のことです。

「キャンセルして申し訳ない」と悩みすぎず、手順に沿ってサクッと手続きを済ませてしまいましょう。

あなたの不動産運用が、納得のいく形で進むことを応援しています。