
「新NISAの非課税枠1,800万円を使い切れば、FIRE(早期リタイア)できる」
SNSやYouTubeでそんな希望に満ちた言葉を目にすることが増えました。
しかし、宅建士であり現役大家として「二階建て資産形成」を実践する私の視点から言えば、「新NISAだけで完全なFIREは、普通の会社員には極めてハードルが高い」というのが残酷な現実です。
今回は、新NISAの1,800万円という数字のリアルと、それを土台にして「真の自由」を確定させるための戦略を徹底解説します。
この記事のポイント
- 1,800万円の「4%ルール」では月6万円にしかならない
生活費を賄うには圧倒的に足りないという現実を知る必要があります。 - NISAは「資産を減らしながら生きる」ストレスが伴う
相場暴落時の精神的ダメージは、リタイア生活を破壊します。 - 「NISA × 不動産」の二階建て戦略が最適解
NISAで土台を作り、家賃収入で「減らない財布」を完成させるのがFIREへの最短ルートです。
新NISA 1,800万円が生み出す「非課税収入」の正体

投資の世界でよく言われる「4%ルール(資産の4%を取り崩して生活する)」に当てはめて考えてみましょう。
仮に、1,800万円の非課税枠をすべて使い切り、運用益を含めて資産が3,000万円まで育ったとします。
(※なぜ1,800万円の枠で3,000万円貯まるのか?という疑問は、こちらの記事で詳しく解説しています)
この3,000万円を年4%で取り崩した場合、年間の収入は120万円。月換算で「10万円」です。
もし資産が1,800万円のままであれば、月換算でわずか「6万円」にしかなりません。
独身で極限まで節約すれば「サイドFIRE」は可能かもしれませんが、家族がいる家庭や、ゆとりある「精神的余裕」を求めるなら、これだけではあまりに心もとない数字です。
NISA一本のFIREに潜む「精神的リスク」

NISAによるリタイアの最大の弱点は、「出口戦略の難しさ」にあります。
株価が右肩上がりの時は良いですが、リタイア直後にリーマンショック級の暴落が来たらどうなるでしょうか?
資産が目減りしていく中で、生活費のために強制的に株を売らなければならない「逆複利」の状態は、精神を蝕みます。
せっかく自由を手に入れたはずなのに、毎日チャートを見て一喜一憂する生活。それは本当にあなたが望んだ「自由」でしょうか?
【結論】1,800万円を「種銭」にして二階建てを目指せ

私が提唱するのは、NISAをゴールにするのではなく、NISAを「2階部分(不動産)」へ登るための強力な階段にする戦略です。
新NISAで作った3,000万円という資産があれば、それを社会的信用と掛け合わせることで、1億円規模の一棟不動産を購入することが可能になります。
- NISA(1階)
福利で資産を膨らませる「土台」 - 不動産(2階)
毎月安定したキャッシュフローを生む「現金製造機」
この二階建て戦略なら、株価が暴落しても入居者がいる限り家賃は入り続けます。資産を取り崩す恐怖から解放された、「真の経済的自由」がここにあります。
あなたが今、踏み出すべき「最初の一歩」をチェック
🔰 自由を掴むための「二階建て」ロードマップ
STEP1:まずは「守りの土台」を築く
リタイアの土台はやはりNISA。まずは効率よく「3,000万円」を目指す具体的な運用モデルを確認してください。
投資未経験〜初級者、まずは確実な種銭を作りたい人
STEP2:「配当」でFIREを加速させる
NISAにはない「現金収入」を体験。1万円から大家になれるクラウドファンディングは、FIREへの最高のブースターです。
投資経験者、不労所得の感覚を早く掴みたい人
STEP3:真の経済的自由を確定させる
年収500万以上の会社員なら、社会的信用を最大活用すべきです。家賃収入だけで生活できる「ゴール」の作り方を解説します。
年収500万以上の会社員、完全リタイアを本気で狙う人